賑 や か な さ む け

柴田有理(しばたあり)ブログ

寄稿 壇まつ 1

円の上に少しの厚みも円柱になることなく立っている塔、


あなたの蝶が見やすいです。




カエルに詳しい楽しいあなたは、


私の身体を私に失礼がないように苦しめてくれる


優しい人です。




尼が、出家という案を体現していました。


おっしゃる通りだと思っています。




めり込んで卑下をするから許されない思い上がりもするようでした




以前なぜふにゃふにゃ握手をするのか分からない日があり、


一方、固く握手されると私も立派に戸惑うわけですが、



ずっと握手してなかなか手離してくれなかったことの方が


私についてのお話であると


信じて止みません。




私はいつも、私にとっては、


さほど良くないということは無いからです。


それは多くの者たちのところに


起こらないとその多くの者たちが


進みづらくなる思いです。


多くの者が、私はそんな目に合うほど良くないということは無い


と思えるから、


多くの者は、誰かのところに出かけていくことができるのです。


デッドウェイトになっても、体重がデッドウェイトになっても、気の重さがデッドウェイトになっても、


出かけていくことができるのです。


思ったところへ出かけて行っていいのです。




私は、壇まつは、その時あなたを、送り出します。いってらっしゃい。