賑 や か な さ む け

柴田有理(しばたあり)ブログ

フョードル

おととい盛岡に帰り着いた。森村さんがシェリルクロウでもなくアブリルラヴィーンでもなく誰かになっている缶バッヂを買ったのですが、誰なのか分からない。ブリジッドバルドーか、缶バッヂを身に着ける生活をあまりしたことが無い、緊張します。



それで、カラマーゾフの兄弟ですね、
昨日までに2巻まで読み進みました。これから3巻。

カラマーゾフ家全員がちょっと好きになってしまい、

父にいただいたTHE BEATLESと明記されたTシャツにカラマーゾフ一家の絵を描き重ねたくなった。


フョードルは好色だけれども、女性について博愛の度が過ぎる感じもして何かまぶしい。
ドミトリーは、カッコいいからほっといても大丈夫な気がする。暴れるけれども。
イワンの、スメルジャコフに対する不快感が詳しく書いてあって、詳しく聞かせてくれてドストエフスキーサンキュー。
アリョーシャは皆に用事を頼まれて歩きで移動させられっぱなしっです。なんで普通にリーズと仲いいのか。なんだ。
ゾシマ長老、昔若かったんですよ。あと、ゾシマの兄がちょっとアリョーシャに似ていたと。だからアリョーシャを特別に可愛がったが、その他の皆さん許せや、と言うんだが、いやいや、あんま許されなくないですか。

あとは、本にキリストのこと熱弁されると、
私は頭に仏さんがぼんやり浮かぶやあれー、
あまりキリストと仏を別人と思っていないやあれー、と気づいた感じ。


先日近所の大日如来に神楽を見に行ったら、裏に妙泉寺あるのに光台寺だったかの年齢の若さがひっかかる住職が来てコメントして、
境内の屋台で売っているおもちゃのネックレスが、
キリストが十字架に貼りつけにされているところのネックレスなんです。銀メッキと金メッキ。
そして警備員が、餅まきの時間は餅ひろいに夢中になってしまうんです。

ああしっくりくる。