身体があたたかく、自分の皮膚で岩盤浴できる感じの時間帯があった。
ウイルスを保有している状態なため、当然ながら家族に菌として扱われ、
やや悔しい。
なにか悔しい、あと
暇だ。
犬
綿
箸袋
いろいろ絵を描いたり、
ツイッターで遊んだりした。
マスクをかけて少し居間にいようとすると、二階の部屋にしか居てはならない
と再三いわれてしまうため、
家にいるのは無理だと判断、
感染拡大を防ぐことを大事にしながら、
ビジネスホテルで過ごすことにする。
私の、常識を大事にできない体質は、悪なんだろうか。
宿泊先に着くと、なんでこんな必死に逃げてきたんだろうと
分からなくなった。
なにに私は怒ったのか、すぐには思い出せなかった。
行動を監視される、ラップを敷いた食器に食べ物を盛られたり
食器を塩素消毒されたりする、
二階の部屋には暖房や加湿器、テレビやパソコンといった気持ちを休める家電は無い
もろもろのことから自分は、
不当な目にあっているから逃げなければ
と思ってしまった。
なぜ我が家の対ウイルス姿勢が強硬かというと、うちの者から祖母に感染すると
祖母が危ないから、ということなようである。
家にいてこわかったので、宿をとってみた。
また、いま夜中に目が覚めて思うには、
柴田家の人員として菌持ちの自己中心の役立たずとして扱われたようで、
立つ瀬が無かったなあ
ということも思い出した。